MSCIが指数銘柄入れ替え、日本株は5社採用・6社削除 2008年 11月 12日 10:16

[東京 12日 ロイター] モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル(MSCI)は11日に指数銘柄の定期見直しを発表した。MSCIスタンダード・インデックスでは日本株5社を採用し6社を削除した。11月25日の引け値基準で指数に反映される。 

 MSCIスタンダード・インデックス日本株の新規採用、削除銘柄は以下の通り。 

 <新規採用>

 ABCマート(2670.T: 株価, ニュース, レポート)

 松井証券(8628.T: 株価, ニュース, レポート)

 ニッセイ同和損害保険(8759.T: 株価, ニュース, レポート)

 セブン銀行(8410.Q: 株価, ニュース, レポート)

 ツムラ(4540.T: 株価, ニュース, レポート) 

 <削除銘柄>

 アイフル(8515.T: 株価, ニュース, レポート)

 CSKホールディングス(9737.T: 株価, ニュース, レポート)

 オークマ(6103.T: 株価, ニュース, レポート)

 パイオニア(6773.T: 株価, ニュース, レポート)

 東邦チタニウム(5727.T: 株価, ニュース, レポート)

 東海理化電機製作所(6995.T: 株価, ニュース, レポート)

http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-34858020081112

11月12日(ブルームバーグ):株価指数算出会社のモルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル・バーラ(MSCIバーラ)は11日、機関投資家の間で運用成績を計る比較対照指標(ベンチマーク)として、世界的に定着しているMSCI指数構成銘柄の定期見直しの結果を発表した。MSCIグローバル・スタンダード・インデックスで、日本株ではABCマート、セブン銀行など5銘柄が新規に組み入れられ、朝方は相場全般が下げる中、こうした銘柄群には同指数との連動を目指すファンド資金などの流入を見込んだ買いが優勢となっている。

  セブン銀は買い気配で始まり、寄り付き後は1万9000円(5.8%)高の34 万5000円まで上昇。ABCマトは100円(3.1%)高の3320円、このほか採用された松井証券は1.6%高の650円、ニッセイ同和損害保険は4.7%高の517円、ツムラは3.6%高の3020円までそれぞれ上げた。

  一方、削除される銘柄はアイフル、CSKホールディングス、パイオニアなど6銘柄。アイフルは3.3%安の385円、パイオニアは5.3%安の270円、同じく除外されるオークマは5.2%安の460円まで下げている。銘柄入れ替えは、11 月25日の取引終了後に実施される。



<新規追加銘柄>            <削除>
エービーシー・マート(2670)      アイフル(8515)
松井証券(8628)            CSKホールディングス(9737)
ニッセイ同和損害保険(8759)      オークマ(6103)
セブン銀行(8410)           パイオニア(6773)
ツムラ(4540)             東邦チタニウム(5727)
                    東海理化電機製作所(6995)
記事についての記者への問い合わせ先:東京 常冨 浩太郎 Kotaro Tsunetomi ktsunetomi@bloomberg.net

更新日時 : 2008/11/12 09:23 JST